ストロンガーを東京に足止めするジェネラルシャドウ。デルザー軍団の真の狙いは四日市の石油コンビナートだった。
最初に映し出された円筒形の石油タンク群は先述の川崎の浮島にあるENEOS 川崎製油所400号地(当時は日石浮島化学)。ヨロイ騎士が爆弾を仕掛けていたのは横浜の恵比須町にある保税蔵置場。ここで破壊を阻止する為に駆けつけたエックスとの戦闘が始まり、アマゾンが登場するカットからロケ地が府中にある下水処理場北多摩1号水再生センターへ移る。ここは1973年に操業を始めたばかりで、施設の周辺はまだ雑然とした様子だったが、現在は設備が増設されて撮影に使われた部分は直接確認する事が出来ない。ここは生田作品より先にピー・プロダクション制作の電人ザボーガー第28話他で使用されていたが、このストロンガー第36話、ほぼ同時期に放送された秘密戦隊ゴレンジャー第33話を皮切りに以降、後期の生田スタジオ作品の頻出ロケ地となった。
プラント最上部の通路で戦うアマゾン
流石に施設の上までは上がれないので隣接地で同じ方向を撮影。プラント横の下水の貯水場は屋上部が開放されて立ち入れる為、劇中に近い景色を拝む事ができる。遠方の送電鉄塔が集中しているのは東京電力の北多摩変電所。