2024年5月2日木曜日

立正佼成会青梅錬成道場/霞丘陵ハイキングコース

 







出典:仮面ライダーストロンガー 第22話「12時00分ライダー死刑!?」毎日放送/東映/石森プロ 1975年8月30日


2024年5月1日水曜日

立正佼成会青梅錬成道場/霞丘陵ハイキングコース

 ゲドンに拐われた山村親子を助ける為にそれまで拒否していた文明の生み出した機械「オートバイ」にまたがり行方を追う!
山村を拐ったゲドンのジープが走っていたのは青梅にある仏教系の宗教団体「立正佼成会」の施設「青梅錬成道場」の敷地を通る霞丘陵ハイキングコースが使われている。現在は周辺を通るハイキングコースの一部として1km強の区間が一般に解放され自由に通る事が出来るが昭和40年代には仮面ライダーシリーズ以外にも多くの東映作品に起用された道で往来の少ないクローズドな私道の為、走行シーンに重宝された。
拉致から走り出すシーンは生田スタジオ近くで撮られているが周囲を森に囲まれた道からはロケ地がこのハイキングコースに移る。坂を登ってくるカットは公道から第1ゲートを入った辺り。ここは道場を利用する信者が車両を乗り入れるため黄色のセンターラインが引かれている事が分かる。
ジープに乗せられた山村博士の不安な顔を映すカットは第2ゲート前からハイキングコースに入った辺り。道路脇の擁壁が位置を示す。
カットが切り替わると再び黄センターラインが確認出来ゲート前を走っている事が分かる。
車列に追いつきバイク部隊を薙ぎ払うシーンはコース西寄りの直線になる辺り。ライダーにおけるこのロケ地の初出がこの辺りで仮面ライダー第21話のドクガンダー初戦だった。
仮面ライダー第21話において奥に見える斜面にドクガンダーが現れた。
土手から転落するカットは同じ道を使ったという仮説でここの道路脇で検証。
最後にジープを停めるのは立地的には直線ストレートよりゲート側に戻った丁字路の辺り。ここは現在ではカーブの道になっているが当時はカーブの途中に開発の予定があったのか僅かな未成道があり丁字路になっていた。このアマゾン第4話では単なるカーブだが「仮面ライダーV3対デストロン怪人」のOPなど、交差の2方からバイクが走って来て合流する、といったようなシーンに何度か使われている
ハイキングコースを大まかに解説すると以下のようなポイント分けが出来る。
・ゲート前 ここは車両が通ることもあるせいか使用が少ない。立正佼成会の建物がアンチショッカー同盟アジトとして使われた仮面ライダー第93話では第2ゲートから敷地に入った辺りで本郷と一文字が合流する。第1ゲートまでの坂が使われたのはアマゾン4話のみか。
・広場 初出が仮面ライダー第24話ショッカーのトラックが消えるシーン。「仮面ライダー対ショッカー」では後半のバイク部隊戦、「仮面ライダー対じごく大使」ではレースのスタート地点として登場。広場前の道路は脇に石積み擁壁が設けられているので一目して分かる。
・丁字路 カーブの上に僅かに未成道路があり先述のように車両が合流して走り出す、という使われ方をした。「仮面ライダーV3対デストロン怪人」では三人ライダーが、仮面ライダーV3第27話では未成道側から来たデストロンバイク部隊に風見が追われる。
・直線 ここは唯一平坦な100mほどの直線ストリートがあり周囲の起伏からやや見下ろして撮れるという条件から車両が直進してくるというカットが多い。初出は仮面ライダー第21話。
・グラウンド前 当時は空き地だったがのちに愛宕山グラウンドが出来た為に筆者は便宜上そう呼んでいる。初出は「〜対じごく大使」でレース中に失踪した本郷たちを探しに行く立花レーシングクラブのトラックが停車するシーン。Y字路の分岐に当時真新しかったブロック擁壁が映し出される。

コースから外れるが下の航空写真左側にある空き地のような部分、この荒地は「〜対じごく大使」ではヘリを使った空撮や「〜対デストロン怪人」で語り草となる連続爆破シーンなどが撮られている。初出は仮面ライダー第53話からの新1号編OPの走行シーン。変わったところでは変身忍者嵐のOPでここをハヤブサオーに跨った嵐が走り抜ける。撮影時期からすると新1号編OPと同時期の1972年2月頃だろう。
出典:仮面ライダーアマゾン 第4話「走れ!怒りのジャングラー!!」毎日放送/東映/石森プロ 1974年11月9日放送

2024年4月8日月曜日

愛宕東公園

発狂して暴徒化した群衆はXライダーがパニックを退けた事で我に帰る。
群衆が暴れていたのは多摩ニュータウンの一つ、多摩市の愛宕団地にある愛宕東団地。
出典:仮面ライダーX 第2話「走れクルーザー!Xライダー!!」毎日放送/東映/石森プロ 1974年2月23日放送

2024年4月7日日曜日

愛宕東公園

深夜、部屋に現れた侵入者を追う敬介
敬介が追ってきた公園は多摩市立愛宕東公園。
マスクの下の顔を見て驚く敬介
父の研究所へ向かう敬介
敬介がバイクで走っていたのは愛宕東公園の東側を通る愛宕切り通し通り。通りに掛かる陸橋が確認出来る。

出典:仮面ライダーX 第1話「X.X.Xライダー誕生!!」毎日放送/東映/石森プロ 1974年2月16日放送

2024年2月18日日曜日

ステーキハウスチャコ

 半年ぶりに沖縄の大学から帰京した敬介は涼子と食事に出かける。
2人がいたのは銀座三丁目にあったステーキチャコ。残念ながら2010年ごろに閉店、現在は台湾料理の店が入っている。ビルの角のエントランス部分にあった看板。現在はパネルで覆われてしまっている。

2人が座っていたのは店中央にあったテーブル。内装は台湾屋台風に変わってしまっているが壁の煉瓦が当時のまま残っている。
ネプチューンの背後の煉瓦は柱部分で煉瓦の僅かな欠けが映像と一致している。
仮面ライダーXは今年2月16日で放送開始から50年を迎えた。その翌17日にロケ地大画報主催で50周年を記念したオフ会を開催。第1話で敬介が降り立った晴海埠頭周辺を散策。ここの台湾料理店で懇親会を開いた。懇親会にはブログ「此処にスタジオがあった頃」筆者のHIDE男氏のご助力で生田作品に助監督として参加していた山田哲久氏もご出席していただいた。山田様、HIDE男氏、参加していただいた皆様には改めてお礼申し上げます。
出典:仮面ライダーX 第1話「X、X、Xライダー誕生!!」毎日放送/東映/石森プロ 1974年2月16日放送