撮影を終えた撮影隊が撮影所に戻って行く。
車が入っていったのは世田谷区砧にある東宝撮影所(現東宝スタジオ)の本館横の大蔵ゲート。本館は2011年ごろ解体、敷地にはスーパーのサミットストアが建っている。
サタン虫に操られた監督はカメレオーンの潜んだフィルム缶をカザール国王の滞在するホテルに届ける。
ホテルの外観として使われたのはKDDI新宿ビル。(当時は国際通信センタービル*通称KDD本社ビル)。
背後にあるレリーフは建築時にデンマークのグレート・ノーザン・テレグラフ社から贈られたアンデルセン童話の切り絵がモチーフになっている。
フィルムを手渡ししたカットは建物内で撮られている為、窓際の袖壁が映り込んでレリーフの一部が見通せない。