2017年4月2日日曜日

晴海四丁目ビル

バロム・1第5話「発狂魔人ミイラルゲ」に登場する「東都ホテル」の建物は東京都中央区晴海4丁目にある”晴海四丁目ビル”が使われている。

冒頭、大魔人ドルゲにドルゲマンになるよう迫られる男がビルの屋上から身を投げるシーンは建物南側からあおりで撮影されている。
 落下するシーン。先のアングルと同じ面の南西側から。ベランダに現れた大魔人ドルゲはこの建物のベランダとは形状が一致せず別所と思われる。また実際に夜間の撮影のようなので生田スタジオ近くで撮られたと推察する。(ちなみに生田スタジオ作品頻出のお馴染みニューランドマンションでもなかった。)
連続する不審な転落死を取材に向かう健太郎の父で新聞記者の白鳥敬太郎。この事故現場の撮影には先の晴海四丁目ビルの向かいにある晴海パークビルの裏手が使われている。
万年就職浪人の松五郎が面接に向かった「東都ホテル」。冒頭の夜間のシーンとは建物反対の北側、晴海パークビル前からのアングル。対比写真では上手く映し込む事が出来ず見切れてしまっているが劇中右に映っているか細い若木はしっかりとした幹に育っていた。
定員オーバーで面接を断られホテルの屋上でふて腐れる撮影は実際に同ビルの屋上と思われる。
ペントハウスから見下ろしたアングルの先に見えるのは当時と同じ建物の日産自動車の中央晴海店。
手摺り越しに今は亡き国際貿易センターのドーム型の屋根が見える。
男が飛び降りようとしているのは東側の手すり。こちらの先には今は無くなってしまった公団晴海団地が写り込んでいる。
不可思議な飛び降り現場を目撃し憮然とした顔でホテルを出てくる松五郎。
飛び降りたはずの男がミスタードルゲの車椅子を押しながら現れた。
この駐車場のカット、現地で撮影していた時は気づかなかったが逆から撮影していたようです。駐車位置が当時と逆だと思ってよく見たら駐車場の軒の向こうに見える建物は先の飛び降り現場に使われた晴海パークビルです。
ボップが鳴りタケシの危険を察する健太郎。
バロム1は首に巻きつけられたミイラルゲの放った蛇を振り払ったものの、その蛇は町中の人を襲い始めた。
現場へ急行するパトカーは晴海4丁目ビル前の通りを走る。後方に見えている建物は晴海郵便局だと思われる。建物は現存するものの中央分離帯が拡張され植え込みで当時のように見通せない。

2016年9月9日金曜日

渥美半島#3サタンドーム

奇械人ガンガルに捕らわれた電波人間タックル/岬ユリ子はサタンドームで処刑されそうになるが…

恐らく第1、2話撮影の流れで渥美半島で撮影されていると推測は出来るものの何の施設か判らない。サタンドームと呼ばれるほどにドーム状に組まれた鉄骨は丘の上で放置されていたのか激しく赤錆が浮いている。建築の途中というよりは放棄された廃墟のようだ。劇中映像と特写などを元にロケ地周辺を調べても該当しそうな物が見つからない。温室?展望台?天文観測所?謎は深まるばかり…

現在の地図や航空写真を見ていても埒が明かないので当時の航空写真で写りこむ山の稜線などから推測して一致しそうな場所を探していくと…
ありました。1、2話の撮影があった渥美半島の突端から10km近く東にある若戸小学校の裏山の頂上に何やら怪しい物体が。下の対比の写真から判るように現在(左)はすっかり森に埋もれていそうな様子。という訳で若戸小の脇の道を登る…
道なき道を分け入って森に入ると…おおおおお!
錆びた鉄筋にサークル状になったコンクリの基礎!すわ!現存していたか!
ん?
そういえばユリ子がぶら下げられたのは変わった形の鉄骨でこんな鉄筋だけじゃなかったな。一瞬の喜びもつかの間にグーグルマップで現在位置を確認すると当時の写真の位置とはちょっとずれてる。気をとりなおし地図上で謎の建造物があった何もない場所に移動しアングルを合わせて撮影。一致すつのは遠くの山の稜線のみ…
写真を撮り終えて小学校脇の駐車場まで下ると地元の方がいらっしゃったので訊ねてみるとサタンドームの撮影に使われた建造物は昭和40年代に近所の寺が仏舎利塔を建てようとしたが資金難となり途中で放棄されたものなんだそうだ。90年代初頭の航空写真では存在が確認できる。で、私が見た鉄筋むき出しの建造物はこれまた携帯か何かのアンテナを建てようとして途中で放棄されてしまったものなんだとか。何か当時の痕跡でもあればと思ったが劇中でストロンガーが名乗りを上げたバラックのような建物の残骸らしきものぐらいだろうか。まぁこれも定かではないんだが。
あまりにも一致する写真が撮れなかったこともあり、場所を解析できただけでもよかったと思いたい。

2015年1月5日月曜日

渥美半島#2伊良湖ビューホテル

ストロンガー1話、2話ともタイアップの伊良湖ビューホテルが登場する。

恋路ヶ浜から望むホテル全景。
 ホテルのロビーでミスタータイタンとぶつかる城茂。
ログハウス風切妻屋根のエントランスはほぼそのまま現存している。
車寄せに庇屋根が追加されていた。
フロントを抜けた先のエレベーター前。
 斜面に建っている為、入って直ぐのフロント階は3階。これはその3階から2階へ下る階段。
 ホテルの部屋から飛び出したユリ子が屋根から見下ろしたアングルで撮影のあった屋根には出れなかったので横の駐車場側からアングルを合わせてみた。
 逃げる戦闘員。ここは前回で先述した日出園地から見上げている。
ここからは第2話より
ホテルの駆けつける茂。
タイタンの泊まる318号室。1話では茂の泊まっていた部屋として使われていた。
 フロントはすっかりリニューアルされていた。カウンターの位置自体違ってるかもです。
 伊良湖ロケを敢行したウルトラセブン46話のラストカットにビューホテルからのカットが登場。43年開業なのでまさにオープン間もない頃の撮影だったんでしょう。

訪れたのが年末年始で立地が絶好の初日の出スポットだけに古いホテルのわりにはかなりの盛況でした。機会があれば是非泊まってみたいと思います。

出典:仮面ライダーストロンガー第1話「おれは電気人間ストロンガー!!」第2話「ストロンガーとタックルの秘密!」

2015年1月4日日曜日

渥美半島 #1西ノ浜

あけましておめでとうございます。
今年は仮面ライダーストロンガー40周年だからという訳ではないですが正月の帰省ついでにストロンガー1、2話の地方ロケが行なわれた愛知県の渥美半島周辺のロケ地を検証してきました。
今回から数回に分けて紹介しようと思います。

まずは冒頭で奇械人ガンガルにシージャックされた名鉄海上観光のホーバークラフトはくちょう2号が停船する砂浜。
ホバークラフトを追って城茂が登場するシーンで対岸に見える山の稜線、時折映りこむ砂浜脇の島の形からすると愛知県田原市伊良湖町の西ノ浜での撮影だと思われます。
ホバークラフトの後方に見えているのは対岸の知多半島、三河湾に浮かぶ篠島。
伊良湖港方面に進むホバークラフトの先に見えているのは三島由紀夫の小説『潮騒』の舞台で有名な神島。ここは県をまたいだ三重県になる。
戦闘員の後方、劇中では薄っすら見えている島は三重県鳥羽の答志島、管島。
 戦闘員と格闘が始まるとロケ地は西ノ浜とは半島の反対の太平洋側、伊良湖ビューホテル下の日出園地の岩場へと移る。
 岩場の先に見えるのは先ほども映った神島。当時より崖の崩壊が進み砂浜だったところが岩だらけになっていた。ここはガンガルとの決戦等他のシーンにも使われている。

帰宅してから順に確認していたらバイクに乗った城茂が映るファーストカットあたりは先に紹介した浜より北寄りのほうのようで、見当をつけて南寄りばかりで撮影してきた写真とは一致しなかった。
走行しながらの撮影で思ったより浜の広範囲が使われていたようだ。

出典:仮面ライダーストロンガー第1話「おれは電気人間ストロンガー!」

2013年8月16日金曜日

深大寺萬霊塔

GODの怪人サラマンドラの化けた怪しい老婆が潜む墓地に立つ六角堂…
木立からそそり立つこの六角の塔は調布の深大寺にあるペットの供養塔、萬霊塔。
訪れたのがお盆だった事もあり随分賑やかだった。
30話「血がほしい― しびと沼のヒル怪人!!」でも使用されている。
六角堂のひさしに登る。
納骨堂も兼ねている外周の壁にも登る。
出典:仮面ライダーX 第20話「お化け!? 謎の蛇人間あらわる!!」
 第30話「血がほしい― しびと沼のヒル怪人!!」