仮面ライダーX第31話、トカゲバイキング初戦の中盤は那須湯本温泉の先にある史跡殺生石園地。
松尾芭蕉が訪れ奥の細道にも詠んだ地で、九尾の狐が倒され石となったという伝説のある殺生石だが劇中映像には殺生石そのものは映り込んでおらず、谷状になった園地の入り口付近での撮影である。
現在ではウッドデッキの通路が組まれ通路を確保しているため当時と看板の位置が異なる。
当時は硫黄が噴き出していたのか荒れたままだった斜面が崩れないよう整備されてしまっている。
撮影当時はガスっていたのか硫黄のせいか谷の先の稜線が見えない。
手前に見えていた木製の柵は谷中央を流れる沢にかかったいで湯橋。当時のものよりかなり高い位置にかかっている。
谷の一番奥にある殺生石(中央の注連縄のかかった岩)。ここにも劇中に映るものに似た木製の看板があったので当初はここでの撮影かと思っていた。現地に行ってみると地形が一致せず、再度資料を確認して入り口付近で撮ったと判断出来た。
出典:仮面ライダーX 第31話「立て!キングダーク!!」毎日放送/東映
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